
千葉県内37市区町村の補助金・給付金の記事をもとに、「移住・定住」「子育て」「住宅・リフォーム」の3分野で、支援が手厚い市をランキングにまとめました。
補助金は市区町村ごとに内容がまったく違い、同じ千葉県内でも「隣の市にはあるのに、うちの市にはない」ということが普通に起こります。引っ越し先を選ぶときや、いま住んでいる街で使える制度を探すときの参考にしてください。各エリア名から、その市の詳しい記事(制度名・金額・申請先・注意点)に進めます。
📌 このページを読むときの注意
ここで紹介している金額は、2026年9月時点で各市区町村が公表している「最大額」です。実際に受け取れる金額は、家族構成・年齢・所得・住宅の仕様などの条件によって変わります。
また補助金の多くは予算の範囲内で先着順のため、年度の途中で受付が終わることがあります。工事や契約の前に申請が必要な制度も多いので、気になる制度を見つけたら、必ずお住まいの市区町村の公式ページと窓口で確認してください。
その前に|県の制度と市の制度は別ものです
ランキングに入る前に、ひとつだけ押さえておきたいことがあります。ひとくちに「千葉県の補助金」といっても、県が実施しているものと市区町村が実施しているものがあり、申請する窓口も違うということです。
🏛 千葉県の制度は、ここだけ押さえれば大丈夫
- 県に直接申請するものはごくわずかです(不育症検査の助成・妊孕性温存療法の助成・私立高校の奨学給付金くらい)
- よく検索される移住支援金と結婚新生活支援は、どちらも窓口はお住まい(転居先)の市町村。しかも対象になる市町村が決まっています
- 県が個人に直接出す住宅取得・リフォームの補助はありません。住宅系は市区町村の制度を探すのが正解です
このページでは、市区町村ごとの制度を分野別のランキングで紹介します。県の制度については上のリンク先にまとめました。
🚚 移住・定住の支援が手厚い市 TOP5
東京23区から移り住む場合、移住支援金の本体(世帯100万円+18歳未満の子1人につき100万円)は国・県の共通ルールなので、対象市町ならどこでも同じ金額です。差がつくのは市が独自に上乗せしている一時金なので、ここでは「市外から移り住んで家を持つ人が受け取れる、市独自の一時金」の大きい順に並べています。
💡 金額を足し算する前に、必ず併用できるか確認を
ここに並べた金額はそれぞれの制度の最大額で、合計額ではありません。南房総市のように「移住支援金と市の住宅取得奨励金は併用できない」と決まっている市もあります。また移住支援金には3年未満で転出すると全額返還という規定があります。複数の制度を組み合わせる予定があるなら、申請の前に必ず市の担当課へ相談してください。
👶 子育て支援が手厚い市 TOP5
子ども医療費・保育料・給食費の3つが、どこまで無償になっているかで並べました。国の制度では0〜2歳の保育料は非課税世帯のみ無償ですが、市独自の財源で0〜2歳も無償にしている市があり、その差はかなり大きくなります。
🏠 住宅・リフォーム補助が大きい市 TOP5
1つの制度あたりの最大補助額で並べています。金額が大きい制度ほど対象となる地区や条件が限られていることが多いので、バッジに書かれた条件もあわせて確認してください。
🔨 耐震改修は「上限115万円」の市が多数派です
住宅系でもっとも使う人が多いのは木造住宅の耐震改修です。千葉県内では上限115万円(工事費の5分の4)という市が多く、船橋市・習志野市・佐倉市・市原市・香取市・茂原市などが該当します。いっぽう東金市のように「予算がありません」と明記されている市もあるので、制度があることと今年度使えることは分けて確認してください。
ランキング以外にも|その市ならではの制度
金額の大きさでは上位に入らなくても、「その市にしかない」制度はたくさんあります。自分の状況に当てはまるなら、金額の大小より価値が大きいこともあります。
👨👩👧 親や祖父母の近くに住む人を支える市
- 松戸市|親世帯の近くに住むために家を買うと最大100万円
- 四街道市|三世代同居・近居の住宅取得に費用の2分の1・上限100万円
- 山武市|三世代同居・近居の住宅取得に上限75万円
- 富里市|親世帯の近くに住むための住宅取得に上限60万円
- 袖ケ浦市|離れて暮らす親との同居・近居に最大30万円
💰 現金・現物の給付が手厚い市
- 市川市|保育施設を利用していない未就学児の家庭に毎月15,000円(市川市こども手当)
- 野田市|赤ちゃんが生まれると1人につき10万円(所得制限なし)/奨学金の返済を総額60万円まで補助
- 勝浦市|第2子で20万円・第3子以降で40万円の出産祝金+おむつ等の給付券10万円分
- 旭市|出産祝金(第2子10万円・第3子以降20万円)+紙おむつ購入券月3,000円
- 東金市|市独自の子育てスタート支援金5万円
🎈 その市にしかない、ちょっと変わった制度
- 南房総市|塾や習い事の費用を年48,000〜60,000円助成(小5〜中3)
- 鴨川市|2歳未満の子の両親に鴨川シーワールドの年間パスポートを贈呈
- 成田市|空港の騒音区域では住宅の防音工事に加えて毎年の維持管理費・固定資産税相当額まで補助
- いすみ市|無痛分娩の費用助成(上限10万円)と葉酸サプリの無料配付
- 習志野市|市がガス事業を営んでおり、市営ガスのエネファームなら上限30万円
- 銚子市|市内の大学・高校に入学して転入すると20万円(定住促進入学奨励金)
- 香取市|東日本大震災で液状化被害を受けた宅地の対策工事に上限50万円
- 四街道市|中学3年生の英検受験料を年1回全額助成
- 富里市・八街市|井戸水を使う世帯への浄水器の購入補助
市区町村別|補助金・給付金の記事一覧
千葉県内37市区町村の記事です。それぞれの市で使える制度を、住宅・子育て・移住のジャンルごとに、金額・対象・申請先・注意点までまとめています。
湾岸主要7市
内房・南房総エリア
市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市、南房総市、館山市
外房エリア
北総・成田エリア
中央・つくばエクスプレス沿線エリア
東部・手賀沼・九十九里エリア
まとめ|補助金は「知っているかどうか」で差がつきます
補助金や給付金は、こちらから申請しないともらえません。市役所から「あなたはこの制度が使えますよ」と教えてもらえることは、ほとんどないのが実情です。
とくに住宅系の補助は工事や契約の前に申請が必要なものが多く、後から気づいても間に合いません。予算がなくなり次第終了する制度も多いので、家を建てる・買う・直すという予定があるなら、動き出す前にお住まいの市のページを一度見ておくことをおすすめします。
気になる市があれば、上の一覧からその市の記事に進んでみてください。制度名と金額、そして「その市には無いもの」まで正直にまとめています。