
八街市の支援制度、ざっくり言うと
八街市の補助金は、申請できる時期が短いのが最大の特徴です。
住宅系(耐震・ブロック塀・浄化槽)は毎年6月上旬の2週間だけ受付で、しかも募集枠がごく少なく抽選になります。
いっぽう結婚新生活支援(最大60万円)と省エネ設備の補助は、年度末まで受付中です。
子ども医療費は高校3年生まで所得制限なし。井戸水を使う世帯向けの浄水器補助という八街市ならではの制度もあります。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の八街市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、八街市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、八街市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
☀ 住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金(受付中)
補助額の目安:エネファーム=上限10万円(停電時自立運転機能付き)/蓄電池=上限7万円(太陽光の設置済みまたは同時設置)/EV・PHV=太陽光+V2H併設で15万円、太陽光併設で10万円/V2H充放電設備=経費の10分の1・上限25万円受付:令和8年6月16日〜令和9年2月26日と期間が長く、住宅系のなかでは申請しやすい制度です要件:市内在住で自ら住む市内の住宅に未使用品を導入すること。市税の滞納がないこと。EV・PHVは「乗用・自家用・4輪車」に限られます注意:断熱窓と太陽光パネル単体は対象外です(太陽光は他の設備の併設条件として登場します)
💧 浄水器設置費補助金(受付中・ただし残額わずか)
補助額の目安:購入費および設置費の3分の1・上限5万円対象:市内に自宅を所有して住んでいて、地下水(井戸水)を飲料用に使用し、隣接する道路に市の上水道が敷設されておらず、水質検査で硝酸態窒素・亜硝酸態窒素が基準値を超えている、または大腸菌が検出されている世帯最重要の注意:市が「浄水器設置後の補助金申請は受付できません。必ず設置前までに申請をして下さい」と明記しています残額:令和8年度の予算残額は15万円(上限額なら残り3件程度)。なくなり次第終了です
🔨 木造住宅の耐震改修費補助(令和8年度は受付終了)
補助額の目安:耐震改修工事に要する経費の5分の4・上限100万円(市内で最も高額な住宅系の補助です)対象:平成12年5月31日以前に建築・着工した在来軸組構法または枠組壁工法の一戸建て等(地上2階以下)で、耐震診断の上部構造評点が1.0未満のものを1.0以上にする工事注意:募集はわずか2件で、超過した場合は抽選です。受付は令和8年6月1日〜6月15日で令和8年度分は終了。次回は令和9年6月上旬の見込みです
🔍 木造住宅の耐震診断費補助(令和8年度は受付終了)
補助額の目安:診断に要する経費の3分の2・上限8万円注意:募集は5件で超過時は抽選。受付は6月1日〜6月15日で令和8年度分は終了しています
🧱 危険ブロック塀等除却費補助(通学路が対象・令和8年度は受付終了)
補助額の目安:除却に要する経費の3分の2・上限10万円対象になる場所:緊急輸送道路(主要地方道・一般国道)、または小学校を中心とした概ね500メートル圏内の通学路に面していること物理的な要件:道路面からの高さが1.2メートルを超えるコンクリートブロック造・石造・煉瓦造などの塀(門柱・基礎を含む)注意:募集はわずか1件で超過時は抽選です。受付は6月1日〜6月15日(募集件数に達しない場合は延長あり)。令和8年度分は終了しています
🚿 家庭用小型合併処理浄化槽設置事業補助金(令和8年度は受付終了)
補助額の目安:単独処理浄化槽から=5人槽87万〜118万円/6・7人槽97万〜128万円/8〜10人槽109万〜143万円。くみ取り便槽から=5人槽81万〜112万円/6・7人槽91万〜122万円/8〜10人槽103万〜137万円内訳:撤去費は単独浄化槽から18万円・くみ取り便所から12万円を限度、宅内配管工事費は33万円が限度です対象:自分が住む専用住宅など。販売・賃貸目的や、新築・建替時の設置は対象外で、必ず工事の着工前に申請します注意:受付は令和8年6月3日〜6月10日で抽選制。令和8年度分は終了しています
🚽 水洗便所改造資金の利子補給制度(通年受付)
内容:下水道の処理区域内で、くみ取り便所や単独浄化槽から水洗便所へ改造する際の融資をあっせんし、利子を全額補給します(現金の給付ではありません)限度額:工事費の範囲で50万円以下。償還期限は50か月以内要件:処理開始の告示日から3年以内に、工事着手前に上下水道課へ申請。市税・下水道事業受益者負担金の滞納がないこと。八街市指定の下水道工事店による施工が条件です
👶 出産・子育ての支援
🏥 八街市子ども医療費助成制度(高校3年生まで)
対象:0歳〜高校3年生まで。所得制限はありません自己負担の目安:市民税所得割課税世帯=通院1回300円/入院1日300円。市民税均等割世帯および非課税世帯は負担なしそのほか:月内で入院11日以上、または通院6回目以降は無料。保険診療の一部自己負担分(食事代・保険調剤を含む)が対象です新しい動き:令和8年4月から、マイナ保険証をPMHとして利用できるようになりました
🤰 妊婦のための支援給付
給付額の目安:1回目(妊娠時)=5万円/2回目(出産後)=子どもの人数×5万円(双子なら10万円)対象:1回目は令和7年4月1日以降に妊娠届を出して妊婦給付認定を受けた方、2回目は令和7年4月1日以降に出産し胎児の数の届出をした方(届出日時点で八街市に住民登録があること)注意:同じ妊娠で旧「出産・子育て応援給付金」を受給済み、または他の自治体で同じ事業の給付を受けた場合は対象外です。振込は申請からおおむね1〜2か月後
🩺 産婦健康診査費用助成/産後ケア事業
産婦健診:1回につき5,000円が上限(対象回数などの詳細は健康増進課へ確認してください)産後ケア:訪問型・宿泊型・日帰り(デイ)型の3種類があり、申請と審査が必要です注意:産後ケアの利用料は市公式ページの本文に記載がなく、案内PDFに掲載されています。金額は市公式で確認してください
🍚 第3子以降の中学校給食費の無償化
内容:八街市立中学校に在籍する第3子以降の生徒の学校給食費が完全に無償になります(所得制限なし)要件:子を3人以上扶養し、上から第3番目以降の子が八街市立中学校に在籍していること。生活保護・就学援助で給食費の全額補助を受けていないこと注意:申請期限は令和8年4月30日で、令和8年度分は締切済みです。毎年度の申請が必要(前年度に適用を受けていても再申請が要ります)参考:令和8年度の中学校給食費は通常給食で月額5,060円です
🎒 幼児教育・保育の無償化
無償化の内容:3〜5歳は幼稚園・保育所・認定こども園の利用料が全額無償(0〜2歳は住民税非課税世帯のみ)上限額:私立幼稚園=入園料・保育料あわせて月額25,700円まで/認可外保育施設=3〜5歳は月額37,000円、0〜2歳の非課税世帯は月額42,000円まで/預かり保育=3〜5歳は日額450円・月額上限11,300円注意:副食費(給食費)は無償化の対象外と市が明記しており、保護者の負担が残ります(誤解されやすいポイントです)
👪 ひとり親家庭等医療費等助成制度
助成内容:市町村民税所得割課税世帯=通院1回300円・入院1日300円を超えた額を助成、調剤は全額助成。非課税世帯は通院・入院・調剤とも一部負担金を全額助成対象:母子・父子家庭の児童(原則18歳になる年度末まで)とその養育親、父母がともにいない家庭で親族に養育される児童と養育者など注意:所得制限があります。令和2年11月1日から償還払いを廃止し、医療機関の窓口で受給券を提示する現物給付になりました
🎓 就学援助制度/その他の助成
就学援助:公立の小・中学校に通う子がいて、経済的な理由で学用品費や給食費の支払いが困難な家庭に費用の一部を援助します(金額・所得基準は市公式で要確認)そのほか:未熟児養育医療制度、軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成、ひとり親家庭の高等職業訓練促進給付金・自立支援教育訓練給付金などがあります注意:いずれも金額や要件は制度ごとに異なります。対象になるかは各ページで確認してください
🤝 ファミリー・サポート・センター(利用料の助成はありません)
利用料:平日1時間700円/休日・夜間1時間800円を、利用会員が提供会員に直接支払う仕組みです(別途おやつ100円、食事200円、交通費1回100円+1kmあたり10円)対象:市内在住・在勤で、1歳以上〜小学6年生の児童がいる方注意:八街市では、この利用料に対する助成制度は確認できませんでした
💍 結婚・移住・定住の支援
💍 八街市結婚新生活支援事業補助金(受付中)
補助額の目安:上限30万円。婚姻日時点で夫婦ともに29歳以下の場合は上限60万円★最重要の注意:八街市の対象経費は住宅購入費に限られます。市が「補助の対象となる住宅費につきましては、住宅購入費に限らせていただいておりますので、賃借費用については対象外となります」と明記しており、家賃・敷金・礼金・仲介手数料・引越費用・リフォーム費用はすべて対象外です主な要件:婚姻日時点で夫婦とも39歳以下/夫婦の所得を合算して500万円未満(奨学金を返済中の場合は返済額を差し引いて判定)/婚姻届の受理が令和8年1月1日〜令和9年3月31日受付:令和8年4月1日〜令和9年3月31日。先着順で予算の上限に達し次第終了します
⚠️ 空き家バンクと住宅リフォーム補助は「休止中」です(2026年時点)
八街市では、定住促進住宅リフォーム工事補助事業が「令和8年4月1日現在 休止中」と公式に明記されています。また空き家バンク制度も令和3年11月8日から休止しており、それに伴う空き家リフォーム工事補助事業も休止しています。民間のまとめサイトには「リフォーム最大10万円」などと現役の制度のように書かれているものが多いので、ご注意ください(現在、市が案内しているのは補助金ではなく空き家のお悩み相談窓口です)。
そのほか、移住支援金(東京圏からのUIJターン)は八街市が千葉県の対象市町に含まれておらず使えません。奨学金の返還支援・若者や新婚世帯への家賃補助・三世代同居近居支援も確認できませんでした。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
💍 結婚して八街市で家を買う人
・結婚新生活支援事業補助金(29歳以下なら上限60万円)・ただし対象は「住宅購入費」のみで、家賃や引越費用は対象外です・奨学金を返済中なら、返済額を所得から差し引いて判定してもらえます
👨👩👧 子育て世帯
・子ども医療費助成(高校3年生まで・所得制限なし・均等割/非課税世帯は負担なし)・妊婦のための支援給付(5万円+子どもの人数×5万円)・第3子以降の中学校給食費の無償化(毎年度の申請が必要・4月30日締切)・幼児教育・保育の無償化(副食費は保護者負担が残ります)
🏡 古い家を持っている・井戸水を使っている人
・木造住宅の耐震診断(上限8万円・枠5件)・耐震改修(上限100万円・枠2件)・危険ブロック塀等除却費補助(上限10万円・枠1件・通学路500m圏内が対象)・家庭用小型合併処理浄化槽(最大143万円・抽選制)・浄水器設置費補助(3分の1・上限5万円・残額わずか)
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
📅 ①住宅系は「毎年6月上旬の2週間だけ」の受付です
八街市の住宅系(耐震診断・耐震改修・ブロック塀除却・合併処理浄化槽)は、いずれも6月上旬の約2週間だけが受付期間で、令和8年度分はすでに終了しています。しかも募集枠は耐震改修が2件、ブロック塀にいたっては1件と極端に少なく、超過すれば抽選です。「必ずもらえる」制度ではないと考え、次年度に向けて6月頭に動けるよう準備しておきましょう。
📄 ②「設置・着工の前」に申請しないと受けられません
浄水器の補助は市が「設置後の申請は受付できません」と明記しています。合併処理浄化槽も工事着工前、水洗便所改造の利子補給も工事着手前の申請が必要です。あとから申請しても対象外になるので、動き出す前に必ず確認しましょう。
🔗 ③ 休止中の制度が現役として紹介されていることがあります
八街市では住宅リフォーム補助と空き家バンク(+空き家リフォーム補助)が休止中です。また市の公式サイトは「www.city.yachimata.lg.jp」で、古い表記のURLではつながらないことがあります。金額・対象・期間は年度ごとに変わるので、申請時は必ず市公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|八街市の補助金は「使えるものを知る」ことから
八街市の補助金でいちばん大事なのは「時期」です。住宅系は毎年6月上旬の2週間だけの受付で、募集枠も耐震改修が2件、ブロック塀が1件と極端に少なく抽選になります。使いたい制度があるなら、年度が替わる前から準備しておくことが欠かせません。
いっぽう、結婚新生活支援(最大60万円)と省エネ設備の補助は年度末まで受付中です。子ども医療費は高校3年生まで所得制限なしで助成され、井戸水を使う世帯には浄水器の補助という八街市ならではの制度もあります。
ただし住宅リフォーム補助と空き家バンクは休止中で、民間サイトには現役として載っていることがあります。対象になりそうなものを見つけたら、まずは八街市の公式ページで最新の内容を確認してみてください。