
一言で言うと、
旭市は、エリアによって地震の揺れや液状化・浸水・津波のリスクが変わります。
旭市の防災を考えるうえでもっとも重要なのが、2011年の東日本大震災の津波です。
津波の想定があるエリアなので、避難場所・避難タワーの位置もあわせて確認しておくと安心です。
旭市の防災リスク早見表
各市の公式ハザードマップが示す想定区分をもとにした5段階表示です。市内でもエリアによって差があるので、目安としてご覧ください。
旭市の地形と成り立ち
旭市は九十九里浜の北端に位置し、飯岡地区周辺は海岸砂丘と低地が広がります。
北部は台地(下総台地系)、南部は九十九里平野の低地です。
▲ 旭市周辺の空中写真。エリアによる地形の違いが見てとれます。 地図はドラッグ・ズームで動かせます。出典:国土地理院「地理院地図」
過去の災害に学ぶ
旭市の防災を考えるうえでもっとも重要なのが、2011年の東日本大震災の津波です。
旭市全体で死者14人・行方不明2人と記録されており、これは千葉県内で突出して大きな人的被害です。
被害はとくに飯岡地区に集中し、死者13人・行方不明2人、全壊427棟、半壊335棟、床上浸水387棟にのぼったとされています。
飯岡漁港では防波堤を越える最大6mの津波が到達し、市街地中心部では標高5m付近まで駆け上がったと記録されています。海岸から約200m内陸、標高3.7mの地点の住宅でも1.5mを超える浸水があったとされています。
被害が飯岡地区に集中したのは、海流や地形の影響とされ、旭市の中でも場所によって被害の大きさが大きく異なりました。
※参考:旭市 Web版ハザードマップ。数字は各種資料をもとにしたもので、資料により多少の幅があります。
旭市のハザードマップの見方
旭市では、津波・土砂災害・洪水・高潮の情報をまとめたWeb版ハザードマップが公開されており、スマホアプリでオフライン利用もできます。
飯岡地区を中心とする沿岸部は津波のリスクが実際の被害実績として明確にあるため、内陸側・高台側との違いをハザードマップで確認しておくことが大切です。津波避難タワーなどの高台避難施設も整備されています。
浸水のふかさや液状化・津波のしやすさはエリアで変わるので、気になる物件の番地で、実際のマップを開いて確認しておくと安心です。
▲ 旭市周辺の洪水・内水の浸水想定(想定最大規模)を表示しています。地図はドラッグやズームで動かせます。 左の「災害種別で選択」から高潮・津波・土砂災害・地形分類にも切り替えられます。
出典:国土地理院「重ねるハザードマップ」
※参考:旭市 Web版ハザードマップ/標高は地理院地図で確認できます。
旭市で住む・引っ越すときのチェックリスト
最後に、旭市で住まいを選ぶ・引っ越すときに確認しておきたいことをまとめます。
🗺 番地単位でハザードマップを確認する
台地か、低地・埋立地かで、地震の揺れや液状化・浸水のリスクが変わります。
市の水害・液状化・津波ハザードマップを、気になる物件の番地で確認しておくと安心です。
📋 重要事項説明で地盤・水害の説明を聞く
不動産取引では、水害ハザードマップや液状化・地震の情報が説明されます。
流し聞きせず、物件の位置をその場で一緒に確認しておくと安心です。
🏠 心配なら地盤調査・対策履歴を確認する
個々の宅地の地盤や対策の履歴は、公開マップだけでは分かりません。
気になる場合は、地盤調査の報告や造成・対策の履歴を確認しておくと安心です。
旭市で備えたい防災グッズ
🎒 最低限そろえておきたい防災グッズ
目安は「1人あたり最低3日分(できれば1週間)」です。まだ何もそろえていない人は、まずここから。
※乳児のミルク・おむつ、持病の薬など、家族構成に合わせて調整を。備蓄は定期的に賞味期限をチェック。
出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」/千葉県「備蓄」(水の「1人1日3L」は農林水産省、携帯トイレの回数目安は神奈川県による)
千葉すまいラボおすすめ|まず備えたい防災3点
浦安のように断水・停電が広い範囲で起きた街では、「①持ち出し一式 ②水で作れる食料 ③電源」の3つを先に押さえておくと安心です。
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まとめ|旭市の防災は「自分の番地」で確認する

旭市は、台地か沿岸の低地かでリスクが変わる街です。
だからこそ、住む場所を決める前に、市のハザードマップで「自分が住む番地」がどんな地形かを確認しておくことが、いちばん確実な備えになります。
